言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています


折り畳み傘は持ち運ぶときに便利なのは言うまでもないが、車ではなく電車で移動するときに強く思うわけである。旅行なんかで出かけるときにも基本的には折り畳み傘。取り回しがいいし、置いたりひっかけたりして忘れてしまう可能性も普通の傘よりは低いからだ。
電車なんかでよく引っかけたりしたままになっているのを見たことがあるだろう。直に置いてある折り畳み傘というのはあまり見ない。大抵袋があってそこに仕舞えるから。

それでも私は普通の傘も折り畳み傘も両方忘れたことがある。
折り畳み傘はPASUMOにお金をチャージする時にちょいとその辺に、と置いてそのまま忘れてしまった。この場合は駅で保管してあったのですぐに引き取りに行けたので良かったが、電車やバスなんかでこれをやってしまうとまあ面倒くさいのはわかりきっているのでやらないようにしている。

電車で傘を忘れるとそれはそれは面倒くさいことになる。JRであれば長大路線であろうとも、その列車の終点でだいたい車内清掃やら捜索が入るので、つまり電車内に忘れ物をすれば列車の終点まで出向いて探しに行かなければならなかったりする。その他にはいわゆる忘れ物センターというやつがあって、何日か経った忘れ物が集められている集積所みたいなところがあるので、そこに出向くことになったりする。各社と相互乗り入れを実施している私鉄の場合だと最悪で、各社それぞれに忘れ物センターがあるので、例えば東急目黒線で忘れ物をしたら東急、都営、東京メトロ埼玉高速鉄道とすべてのセンターに収容されている可能性を考えなければならないのだ。傘は特に量が多いから探すのも一苦労。各社で忘れ物の連携は取っていないから、見つかるまで順繰りに巡るか、諦めるかの選択を強いられるうえ、拾われていなかったり盗られているものであれば見つからないわけだから困ってしまう。繰り返すが傘は特に見つからない。デザインは似てるし母数が多い。そう言う意味で折り畳み傘の方が忘れにくいし、バッグに入れてしまえば多少はそれで済んでしまうからだ。

折り畳み傘の袋はもう少し防水性能が高ければよいのになあ、とは思う。
2,3回出し入れすると外も中もびしょぬれで結局バッグの中には仕舞う事ができなくなってしまう事もあるわけで、それでさらに上からビニールかなんかで包んだりして……なんてやっているとその方が面倒くさい上に何の意味もなくなってしまったりする。だからあれはもう少し防水性能を高めるか、あるいは速乾性打ったりするといいのにな、なんて無責任に思ってしまったりするわけである。
あとはマジックテープで留めるタイプの傘はあまりよくない。あれが最初に劣化して、傘がしまえなくなる。ところが年々マジックテープタイプのものが増え、それ以外のものはほとんど目にしなくなってしまった。壊れたら新しいものを縫い付けてでも使ったら良いのだろうか。それともやはり買い替え時なのだろうか。