言葉のリハビリ場

好きなことや思い出したこと、忘れていたこと、つらつらと文字にしています。

工場見学

普段生活をしていて目にする身近な商品でも、なかなかその製造過程を見るという体験をしたことがある人は少ないのではないかと思う。かく言う私も工場見学とは敷居の高いものだと思っており、例えば小学校で行くような社会科見学だとか、そういう団体客しか受け入れてないものだとばっかり思い込んでいた。
ところが探してみると、もっと気軽に、というかライトな感じで見学できるような工場が結構あって驚いた。
関東圏でたまたま足を運ぶことができたのは2か所ある。群馬県の甘楽という街にある「こんにゃくパーク」と茨城県大洗港のすぐ近くにある「かねふくめんたいパーク」である。どちらも入場料は無料で、無料の試食があるのも同じ。もちろん食堂も兼ね備えていて、食事も出来てしまう。結構至れり尽くせりだ。

特にこんにゃくパークの方はサービスが凄まじい。まず見ることのできる工場のラインが非常に多い。板状のこんにゃくを始め、さしみこんにゃくや糸こんにゃく、しらたき、そしてこんにゃくを使ったゼリー商品など幅広いラインナップの製造ラインを上から見ることができる。もちろん着替えとかそういうのは一切いらず、解説ビデオと共にガラス張りの部屋の向こうを見学するような仕組みだからとても気軽だ。そうして一通り見た後には試食もできるのだが、これがまたものすごい充実ぶりであり、その様は昼食ビュッフェのような品数である。煮物からラーメン、デザートまでなにからなにまでこんにゃくで作られた食品が取り放題で楽しめる。お金を払うのはお土産を買うスペースだけだ。こんにゃく詰め放題とかそういったものまであってもう至れり尽くせりである。
これは勝手な想像だが、同じ甘楽に工場そして隣の富岡に本社を構える「こんにゃくゼリー」で有名なマンナンライフ社の存在が大きく影響しているような気がしている。マンナンライフは全国的にも知名度抜群の会社、方やこんにゃくパークの運営会社である株式会社ヨコオデイリーフーズという知名度的にはどうしても劣ってしまう会社。スーパーなどにはかなり多くの店で流通しているものの、知名度はなかなか上がらない。それゆえのこんにゃくパークなのだろうなぁ、などと思うわけである。もちろん会社名はそもそもあまり大きく出していないので、名前を売ると言うより、群馬県のこの地域の特産品としてこんにゃくの名前を打ちだしたくて、という意味合いもあるだろう。事実、上信越自動車道真横に位置するこのこんにゃくパークの看板はものすごく宣伝価値のあるものであるように私は少なくとも思っている。

かねふくめんたいパークはこんにゃくパークと比べると非常にこじんまりとしている。というかこんにゃくパークがおかしいだけで、普通そう言うものなんだろう。ただめんたいパークも試食は明太子を半分くらいに切ったものを渡されて食べることができるし、売店で明太子おにぎりを買って食べることもできるから、例えば道の駅で休憩するかのごとく利用することも可能なのである。この気軽さはなかなか真似できない。

他にも色々工場見学を出来る施設があるようなので、またそういったところにも足を伸ばしてみたい。中には無料送迎バスが出ていたり、飲料メーカーなんかは試飲の他お土産があったりするらしい。考えて見れば酒蔵見学なんてのもこれに当たるだろう。また、楽しみが一つ増えた。