言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

早い梅雨明け

関東では梅雨が明けてしまった。
昨年よりも7日早く、例年より22日も早いとのことだ。まだ6月というのに、もう夏が来てしまったのだ。
6月と言えば、梅雨真っ盛りで毎日雨、たまに晴れたと思ったら夜は雨……なんで日が続いて、毎日毎日傘をさして出かけて、濡れた靴が乾かなくて古い靴を出してみたり、そんな日々が続いて行くものだと思っていた。それがまあ、天気予報を見ているあたりから薄々気がついてはいたがとうとう発表されてしまったのだ。

 

梅雨明け。

 

7月にもなっていないというのに、梅雨明けとは驚きだ。
だいたい7月に入った所でなかなか明けないのが梅雨というもので、小学校くらいの思い出では夏休みに入る下旬頃にようやく梅雨明けが来るものだと思っていたし実際そうだった。いつだったか梅雨明けのなかった年もあったが、そういう例外をまた今年起こしてしまったわけである。

 

春でもない、夏でもない、そんな梅雨が終わってしまった。あっけなかった。
梅雨は着る服に困るものだ。たまに晴れれば夏の先取りのような暑さを見せるが、夜はまだまだ涼しく、雨でも降ろうものなら寒ささえ感じることもあろう。
6月で梅雨が明けた場合は一体どうなるのだろうか。しばらくは夜は涼しくなるのだろうか。既に熱帯夜を観測した日もあるというから、もうすっかり夏のようになるのだろうか。私はもう長袖は仕舞い込んで半袖の用意は出来ているが、さすがにまだ半袖のシャツを1枚だけ着るということは出来ていなかったが、もうこの陽気ならば一番暑い時の格好にせざるを得ないだろう。
温泉の季節というよりは、海やプールの季節になったわけだ。

 

もっとも、私は夏だろうとなんだろうと温泉は好きなので入るだろう。
プールの更衣室や海水浴のシャワールームはあまり好きではないのだ。だからリゾートのような、プールや海から直接ホテルなどに帰って来られる、そんな素敵な場所に行きたいものである。いいじゃないか、バカンスのようで。

もうすっかり夏の日差しに当てられてしまって、気持ちはバカンスの事ばかり考えたくなるが、まだまだ6月末なのである。

 

熱された気持ちに水を差すようで嫌だが、もうしばらく夏を忘れて過ごさなければならない。